
日付: 2023年4月27日 カテゴリ:未分類
福岡市東区箱崎7-8-8 パルク箱崎2F
日付: 2023年4月27日 カテゴリ:未分類
こんにちは。院長の近藤です。
桜も咲き、草木も地面から顔を出すこの季節、
すっかり春めいてまいりましたね。
さて、植物が芽吹くように、
「気付くと顔を出している」ものが、
皆さまのお口の中にも存在します。
その存在とは「親知らず」です。
今回は、あまりよく知られていない
親知らずの正体や、
「もし生えてきたら抜かなくてはいけないのか」
という疑問についてお答えしたいと思います。
◆そもそも、「親知らず」とは
親知らずとは、
10代後半から20代後半に生えてくる永久歯です。
前歯から数えて8番目に位置する、
歯列のなかで一番奥に生えてくる歯で、
正式名称は
「第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)」といいます。
他にも、「智歯」「知恵歯」など、
さまざまな呼び方がありますが、
おそらく皆さんが最も聞き馴染みがある名前は、
「親知らず」ではないでしょうか。
この「親知らず」という名前の由来は諸説ありますが、
一説によると、昔は現代よりも寿命が短かったため、
この歯が生えるころには親が亡くなっていることが多く、
そこから「親知らず」と呼ばれるようになったそうです。
そんな親知らずが生えてくるときは、
上あご・下あごの左右に2本ずつで、
合計で4本生えることがあります。
しかし、4本とも必ず生えてくるとは限りません。
「もともと親知らずがない」という方もいれば、
「歯ぐきの中に埋まったまま生えてこない」
という方もいて、
歯ぐきから顔を出す本数には個人差があります。
◆親知らずが生えてきたら抜くべき?
親知らずが生えてくる際、スペースが足りず、
まっすぐ生えてこないこともしばしばあります。
「斜めに傾いた親知らず」や、
「一部だけ顔を出している親知らず」は
汚れが溜まりやすいため、
むし歯や歯周病のリスクが高くなるほか、
「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」という
炎症を起こしやすくなります。
また、斜めに生えてきた親知らずは、
歯並びを悪くする可能性もあります。
このように、周囲の歯や、
歯ぐきなどの歯周組織に
悪影響を及ぼしている場合は、
親知らずの抜歯をおすすめいたします。
◆無理に抜く必要はありません
しかし、正常に生えており、
皆さまの健康に悪影響を及ぼさない場合は
無理に抜歯をする必要はありません。
ただし、親知らずは歯ブラシが届きにくいため、
むし歯や歯周病にならないよう、
しっかりケアをする必要があります。
生え方によっては、『タフトブラシ』や
『デンタルフロス』などの
補助的清掃用具を使っていただくのがおすすめです。
正しい歯みがきの方法や、
補助的清掃用具の使い方などは、
私たちが皆さんに指導することもできますので、
ぜひご相談ください。
また、親知らずが骨の中に埋まったままで、
痛みや腫れなどの症状が出ていない場合も
すぐに抜く必要はありません。
親知らずの生え方には個人差があり、
むし歯や歯周病のリスクも人それぞれです。
「抜歯が必要かどうか」は、
皆さまの健康を第一に考え、
私たち歯科医院が最善の判断をしています。
ご心配なことがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
こんどう歯科クリニック
〒812-0053
福岡市東区箱崎7-8-8 パルク箱崎2F
TEL:092-632-3553
URL:https://www.kondou-dental.net/
Googleマップ:https://g.page/r/CZMeWrek6HU4EAE
日付: 2023年3月30日 カテゴリ:未分類
こんにちは。院長の近藤です。
3月の中旬ごろになると全国的に桜が咲きはじめ、
街なかに春の彩りを感じるようになりますね。
皆さまの中には、卒業式や入学式といった
新しい門出を迎える方もいらっしゃるかと思いますが、
鮮やかな桜のように、素敵な思い出となることを
祈っております。
さて、桜といえばピンク色のイメージがありますが、
品種によって淡いピンクから濃いピンクまで、
少し違いがあります。
私たちの歯ぐきも、健康なときには
「薄いピンク色」をしていますが、
なにか病気が潜んでいるときにはその色が変化します。
そこで今回は、
歯ぐきの「色」や「状態」からわかる、
病気のサインをご紹介いたします。
◆サイン1『歯ぐきからの出血』
歯みがきのたびに歯ぐきから出血する場合は、
歯周病の可能性がとても高いです。
歯周病とは、歯と歯ぐきの境目から
細菌が内側に入り込み、 悪さをする病気。
進行すると歯を支える骨を溶かし、
いずれ歯が抜け落ちてしまいます。
「最近、 歯みがきで出血するな…」と思ったら、
歯科医院にご相談いただくことをお勧めいたします。
◆サイン2『歯ぐきの腫れ』
歯ぐきが赤く腫れている場合も、
歯周病の可能性があります。
歯周病は
『サイレントディジーズ(静かなる病気)』
と呼ばれるほど、自覚症状が少ない病気です。
そんな歯周病の数少ないサインのひとつが、
先ほどの「出血」と、「歯ぐきの腫れ」です。
毎日の歯みがきなどで
こうしたサインをしっかり察知し、
悪化する前に治療を開始することが
とても大切です。
◆サイン3『歯ぐきから膿が出る』
歯ぐきから膿(うみ)が出ている場合は、
むし歯などをきっかけに、
他の病気を引き起こしている可能性があります。
むし歯を放置すると、
いずれ神経が壊死してしまいます。
すると、歯の根の先に膿が溜まって、
表面の歯ぐきに「ぷっくりとした腫れ」が生じます。
そして、たまった膿が行き場をなくすと
歯ぐきから溢れてきてしまうのです。
このような場合には歯ぐきの切開をして、
根っこの治療や、
溜まった膿を取り出す治療をしなくてはなりません。
放っておくと、膿の袋を大きくしながら
周りの骨を溶かしてしまう場合もあるので
早めの治療が肝心です。
歯ぐきはさまざまなサインを出して、
その「異常」を教えてくれています。
サインに気付いたら、
すぐ当院にご相談ください。
特に歯周病は、歯みがきの徹底や
歯石の除去をすることで改善が見込めます。
ぜひ、私たちと一緒に
健康的なピンク色の歯ぐきを目指しましょう!
こんどう歯科クリニック
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日付: 2023年2月28日 カテゴリ:未分類
こんにちは。こんどう歯科クリニックです。
2月の誕生石といえば、アメシスト。
「真実の愛」「誠実」、そして
「心の平和」を象徴しています。
2023年もあっという間に
3ヶ月目に入ろうとしていますが、
日々を心穏やかに過ごしていきたいですね。
さて、2月11日は祝日で休診でしたので
久しぶりに映画を観てきました。
選んだ作品は『仕掛人 藤枝梅安』
池波正太郎のベストセラー時代小説
「仕掛人・藤枝梅安」シリーズを、
豊川悦司主演で映画化した作品です。
「鬼平犯科帳」「剣客商売」など
多くの人気シリーズを世に送り出した池波正太郎。
今年は生誕100年だそうです。
ファンの方も多いかもしれませんね。
実は特に前から観たいと思っていた訳でもないのですが、
意外や意外、すっごく面白かったです。
今回観たのは2部作の第1部で
4月に第2部が上映予定です。
4月になったら絶対見に行かなくては!
と今から楽しみにしています。
【医院からのお知らせ】
3月4日(土曜)は特別休診です。
こんどう歯科クリニック
〒812-0053
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日付: 2023年2月17日 カテゴリ:未分類
こんにちは。院長の近藤です。
立春を迎え、暦の上では春の始まりとされますが、
まだまだ寒い日が続いていますね。
そんな寒い時期に咲く「梅」の花ですが、
よく似た花に「桃」や「桜」があります。
皆さんは、これらの見分け方をご存じでしょうか?
実は、花びらの先が丸ければ「梅」、
割れてハート型になっていれば「桜」
尖っていれば「桃」という違いで
見分けることができます。
もう少し春が近づけば、
花々が咲きはじめるので、
それが何の花なのか当ててみるのも
楽しいかもしれませんね。
さて、そんな
「一見似ている」と思われているものが、
皆さんのお口の中にもあります。
それは、『歯垢』と『歯石』です。
◆歯垢は1億以上の細菌の塊!
歯垢(プラーク)とは、歯の表面につく
白くてねばっとしたやわらかい汚れです。
歯垢は「食べかす」などの
単なる汚れではなく、細菌の塊。
1㎎の歯垢には、およそ300種類、
1億個の細菌が存在しています。
しかも、歯垢は粘着力があり、
水で溶けることもないため、
うがいなどで取れることはありません。
歯垢をしっかり除去するためには、
ブラッシングなどで
丁寧に磨き落とす必要があるのです。
特に、
1.奥歯のみぞ
2.歯と歯の隙間
3.歯と歯ぐきの境目
など、隙間の多いところほど
歯垢も溜まりやすいので、
意識して丁寧に磨くようにしましょう。
◆歯ブラシでも取れない!かた~い『歯石』
『歯石』とは、
歯垢が石のように硬くなったものです。
歯みがきで取りきれなかった歯垢が
だ液に含まれるカルシウムなどと結びついて
石のように硬くなったのが歯石です。
歯の表面はきれいに見えても、
「下の前歯の裏」や「奥歯の頬側」、
さらには、
「歯ぐきの中」に
歯石がつくこともあります。
また、歯垢と違って、
歯石は歯にこびりついているため、
ご自身で取ることはできません。
歯石を取る道具も販売されてはいますが、
無理に取ろうとすると、
歯ぐきを傷つけてしまう恐れもあるので、
必ず歯科医院で除去してもらいましょう。
◆放っておくと歯を失う!?
歯垢や歯石を放置すると、
むし歯や歯周病、口臭の原因になります。
しかも、
「歯と歯ぐきの隙間」に歯垢や歯石が溜まると、
細菌が「歯周ポケット」をつくり
さらに奥へと侵入します。
細菌は歯肉に炎症を引き起こし、
歯を支える骨が溶けて
最終的には歯が抜けてしまうのです。
そして、歯周病は自覚症状が少なく、
重症化するまで
なかなか気づくことができません。
気づいたときには
歯が抜ける手前だった…
といったことにならないよう、普段から
「気をつける習慣」を身につける必要があります。
◆二人三脚で歯を守る!
「自覚症状の無いものを
どうやって気をつければいいのか」
そこで大切なのが
歯科医院での
定期的なメインテナンスです!
歯科医院によるメインテナンスでは
歯石をしっかり除去し
むし歯や歯周病のチェックも行います。
そしてもうひとつ大切なのは
日ごろの歯みがきをはじめとした、
皆さまご自身による
セルフケアの徹底です。
歯科医院では、歯みがき指導などを通じ、
皆さまのお口の状態に合わせて、
より適切なアドバイスも行っています。
皆さまのセルフケアと
私たちのプロフェッショナルケアを習慣にして、
歯垢や歯石のない
きれいなお口を維持していきましょう!
こんどう歯科クリニック
〒812-0053 福岡市東区箱崎7-8-8 パルク箱崎2F
TEL:092-632-3553
URL:https://www.kondou-dental.net/
Googleマップ:https://g.page/r/CZMeWrek6HU4EAE
あけましておめでとうございます。こんどう歯科クリニックです。
お正月も過ぎ、
気づけば「立春」の季節が近づいております。
この季節は寒さも極まり、
乾燥で体調も崩しやすいので、
風邪など引かれませんよう、
気をつけてお過ごしください。
さて、ベランダにあるプランターに
新しいお花を追加
してみました!
きれいなお花を眺めていると
心が落ち着くものです。
誰しも気持ちが落ちやすくなる
タイミングはあるかと思いますが、
そんな時に水やりをしたり
お花を眺めたりすることで
明るい気持ちを取り戻し、
ほっと一息つきリフレッシュできています。
力強く生きる植物たちから
毎日力をもらえ、
今年も一年また頑張ろう
と決意を新たにすることができました。
みなさまも元気をもらえる植物を
身近において育ててみてはいかがでしょうか。
こんどう歯科クリニック
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日付: 2023年1月23日 カテゴリ:未分類
あけましておめでとうございます。院長の近藤です。
お正月といえば、お雑煮にお汁粉、
いそべ焼きなど、お餅を食べる機会が増える時期。
せっかくなので
さまざまな食べ方でお餅を堪能したいですよね。
ところで皆さんは、
そんなお餅のような
「粘着性の高いもの」を食べた際に、
つめものやかぶせものが
取れてしまった経験はありませんか?
今回は、
つめもの・かぶせものが取れたときの
正しい対処法についてご説明いたします。
◆瞬間接着剤で付けていいの?
むし歯になった歯は、
削ったり神経を抜いたりした後、
その部分を「つめもの」や
「かぶせもの」で補います。
このとき、
「歯科用セメント」などの専用の接着剤を使って
つめもの・かぶせものを固定しますが、
永久的に取れないという保証はありません。
接着剤が劣化すれば、
外れることもあります。
しかし、取れてしまっても、
一般の接着剤などを使って
ご自身で付けようとするのは
絶対に避けてください。
歯科用ではない接着剤には
人体にとって有害な物質も含まれているため、
歯に用いるのはとても危険です。
また、ズレて付いてしまうと、
うまく噛めなくなってしまうほか、
歯科医院でもきれいに外せなくなり、
外す際に歯を大幅に削ることになる場合も。
つめもの・かぶせものも
作り直さなくてはいけなくなるため、
時間も費用も
必要以上にかかってしまいます。
◆取れたまま放置するとどうなる?
つめもの・かぶせものには、
「むし歯から歯を守る」という
大事な役割があるため、
外れたまま放置するのも危険です。
治療後の歯は、健康な歯よりも
「弱い部分」が露出してしまいますが、
それを守っているのが、
つめものとかぶせものです。
さらに、
プラークや食べかすが溜まりやすくなり
むし歯のリスクが格段に高くなってしまいます。
◆取れたらどうすればいい?
取れてしまった「つめもの」「かぶせもの」は、
捨てずにご持参いただければ、
再び取り付けられることもあります。
歯に関する異常はご自身で判断せず、
ぜひ私たち歯科医院にご相談ください。
また、つめものやかぶせものは
永遠に使えるものではありません。
どんなに高い精度で製作しても、
時間とともに劣化してしまう可能性があります。
その際に生じた隙間から
新たなむし歯ができてしまうこともあるので、
「治療したから安心」ではなく、
治療した箇所ほど
「しっかりしたケア」を心がけましょう。
しかし、お口の不具合は
ご自身では気づけないことも多いため
普段から定期検診を受け、
つめもの・かぶせものの状態を
しっかりチェックすることも忘れずに!
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福岡市東区箱崎7-8-8 パルク箱崎2F
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